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堺北ロータリークラブは地域社会や国際社会に向けて幅広い奉仕活動を行っています。

2022年1月~6月・ブログ&ニュース

Club News 2022
◆「ロータリーの五大奉仕について」
◆「2022年度・堺市一般会計当初予算案概要」
◆「ロータリー創立記念日に寄せて」
◆「ロータリーの友・2022年1月号 友愛の広場 掲載」
「10年継続の子ども囲碁行事からプロ棋士誕生」
◆「開口神社・年始参拝」
◆「謹賀新年 2022年元旦」

◆ 「ロータリーの五大奉仕について」

 2010年の規定審議会において、それまでの四大奉仕に第五番目として「新世代奉仕」が追加されて五大奉仕となった。その後、2013年の規定審議会において「新世代奉仕」が名称変更されて「青少年奉仕」となり現在に至っている。これらの「五大奉仕」はロータリー・クラブ活動についての哲学的および実践的な規準となっている。 「五大奉仕」の活動内容および、当クラブの委員会構成は次の通りです。

(1)クラブ奉仕部門
 奉仕の第一部門であるクラブ奉仕とは、クラブの機能を充実させるために、クラブ内で会員が取るべき行動に関わる活動である。
① 会員増強委員会
② 出席委員会
③ 親睦活動委員会
④ 広報委員会

(2)職業奉仕部門
 奉仕の第二部門である職業奉仕とは、事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、各自がそれぞれの職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという目的を持った活動である。
① 職業奉仕委員会

(3)社会奉仕部門
 奉仕の第三部門である社会奉仕とは、クラブの所在地域または行政区域内に居住する人々の生活の質を高めるために、時には他と協力しながら、会員が行うさまざまな取り組みからなる活動である。
① 社会奉仕委員会
② 青少年奉仕委員会

(4)国際奉仕部門
 奉仕の第四部門である国際奉仕とは、書物などを読むことや通信を通じて、さらには、他国の人々を助けることを目的としたクラブのあらゆる活動やプロジェクトに協力することを通じて、他国の人々とその文化や習慣、功績、願い、問題に対する認識を培うことによって、国際理解、親善、平和を推進するために会員が行う活動である。
① 国際奉仕委員会
② ロータリー財団委員会
③ 米山奨学事業委員会

(5) 青少年奉仕部門
(当クラブ.この部門設定なし)
  奉仕の第五部門である青少年奉仕とは、指導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プロジェクトを通じて、青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらされることを認識する活動である。
①青少年奉仕委員会
(当クラブ.社会奉仕委員会に所属)

(当クラブは.「青少年奉仕部門」は設定しないで、「社会奉仕部門」の中で活動している)

◆ 「2022年度 堺市一般会計当初予算案の概要」

当クラブの地元である大阪府堺市の「2022年度・堺市一般会計当初予算案概要」について述べてみます。

1. 歳入の部   (前年度比)
  市税収入 1,517億円 3.9%増
  国庫及び府からの補助金収入など 1,379億円 4.6%増
  施設使用料収入など 662億円 1.2%増
  地方交付税収入 337億円 19.9%増
  市債発行(借入金) 372億円 28.9%減
  (歳入合計) (4,267億円) (0.7%増)
       
2. 歳出の部   (前年度比)
  福祉サービスの提供など 1,959億円 5.8%増
  教育の振興など 646億円 1.7%減
  道路や公園の整備など 398億円 5.0%減
  市民参加・スポーツ振興など 346億円 3.4%減
  保険医療やごみ処理など 524億円 4.2%減
  借入金の返済 394億円 2.2%減
  (歳出合計) (4,267億円) (0.7%増)
       
       
 

 上記は、福祉や教育など事業を行うための基本的な会計である一般会計当初予算案であります。特にコロナ禍でさらに顕著化した課題への対応と、市民生活を将来にわたって支えるために堺の成長をめざす取り組みを重点項目としております。
  コロナウイルスの影響がある中で、個人市民税や法人住民税などの税収入が増加しており、新型コロナウイルス感染症対策の経費などの増加もあり予算規模は前年比で 0.7%(31億円)の増加となっております。

このほかに別途会計として、「特別会計」と「企業会計」がある
(1) 2022年度 特別会計 当初予算案
  国民健康保険事業や介護保険事業など特定の事業にかかる予算案
  当初予算額 2.540億円 (前年度比 1.7%増)
(2) 2022年度 企業会計 当初予算案
  水道事業など公営企業の経営にかかる予算案
  当初予算額 889億円(前年度比 2.5%増)

(2022年度 堺市当初予算案の規模)
一般会計 当初予算案 4.267億円 (0.7%増)
特別会計 当初予算案 2.540億円(1.7%増)
企業会計 当初予算案 889億円 (2.5%増)
(合  計)  (7.696億円)   (1.2%増)

(広報 さかい・3月号より)

◆ 「ロータリー創立記念日に寄せて」

 2月23日は「ロータリー創立記念日」です。
1905年2月23日、弁護士ポール・.ハリスが友人3人とともに初会合、これがロータリークラブの誕生となり、今年で117年目を迎えました。

「ロータリークラブとは?」
1. 国際ロータリー(RI)
 国際ロータリーは、世界中のロータリークラブがメンバーとなった国際的な社会奉仕団体なのです。

2. ロータリーの理念
 ロータリーは人道的な奉仕を行い、すべての職業において道徳的水準を高めることを奨励し、世界平和の確立に寄与することを目指し、事業及び専門職務に携わる指導者たちが世界的に連携しながら奉仕活動を行っております。

3. 会員の行動基準
  四つのテスト 「 The Four Way Test」
 言行はこれに照らしてから「 Of the things we think, Say or do」
(1) 真実かどうか  「 Is it the TRUTH?」
(2) みんなに公平か 「 Is it FAIR to all concerned?」
(3) 好意と友情を深めるか
   「Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS?」
(4) みんなのためになるかどうか
  「Will it be BENEFICIAL to all concerned?」

4. ロータリーが掲げる標語
「超我の奉仕」 「Service above self」
「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」 「One profits most who service best」

5. ロータリーの誕生
米国シカゴで商業道徳の欠如の風潮を見かねた「弁護士 ポール・ハリス」が、友人である3人と共に親睦と互助を目的として、1905年2月23日に初会合を開いた。

第1回目 1905年2月23日(明治38年)
 「 弁護士 ポール ・ ハリス」 本人
 「洋服生地商 ハイラム・ショーレー」 友人
 「石炭商 シルベスター・シール」 友人
 「鉱山技師 ガスターバス・ローア」 友人
 (メンバーは一業種一人)
第2回目 1905年3月9日 (+3人= 7人)
 「印刷業 ハリー・ラグルス」 加入
 「不動産業 ウイリアム・ジェンセン」 加入
 「楽器商  アルバート・ホワイト」  加入
 (各個人の事務所持ち回りで開く)
 (事業経営者か会社役員に限る)
第3回目 1905年3月23日(+2人= 9人)
 「保険業 チャールズ・ニユートン」 加入
 「洗濯業 アーサー ・アーヴィン」 加入
 (各個人の事務所で開くことから名称を「ロータリークラブ」とする)
 (役員1年ごととし初代会長「シルベスター・シール」就任)
第7回目以降はホテルで開催(昼食)、4回連続で休むと会員資格を失うルールになった。

6. 日本でのロータリー
三井銀行 当時の重役であった米山梅吉が、1918年(大正7年)に目賀田種太郎男爵を団長とする経済使節団の一員として訪米中に、ダラスRC在籍の福島喜三次氏(三井物産ダラス支店長)の紹介でロータリーを知った。米山梅吉は「自己のためでない奉仕」というロータリー精神に深く感銘し、日本でのロータリー創設に心が動いた。ダラスRCの会長は日本でのロータリー創設を勧める書簡を国際ロータリー会長に送った。国際ロータリーは福島喜三次氏と創設に向けて交渉を重ね、東京に日本初のロータリークラブが誕生し、国際ロータリーより第855番目のロータリークラブとして承認された。その後、日本全国に次々と拡大していった。

第1番目
東京ロータリークラブ
 1920年10月20日創立総会
 1921年4月1日 RI承認(大正10年)
第2番目 大阪ロータリークラブ
 1922年11月17日創立総会
 1923年2月 RI承認(大正12年)
第3番目 神戸ロータリークラブ
 1924年 8月 RI承認(大正13年)
第4番目 名古屋ロータリークラブ
 1924年12月 RI承認(大正13年)
第5番目 京都ロータリークラブ
 1925年10月 RI承認(大正14年)

・(第二次世界大戦の波により、日本国内のロータリークラブは1940年(昭和15年)に国際リータリーから脱退するのやむなきに至ったが、1949年(昭和24年)に復帰加盟)
・日本国内クラブ数 2.224クラブ・会員数84.959名(2021・11末)。
日本国内では「3ゾーン編成」で「34地区」に分かれている。

7. 当時の著名な会員
 松下幸之助 (大阪RC)
 伊藤忠兵衛(大阪RC)
 小林一三 (大阪RC)
 千 宗室 (京都RC )
 藤山一郎 (東京西RC)など

8. 女性会員
当初は女性の入会は認められていなかった。 1964年、スリランカのマウントラビニアRCが国際大会理事会規定審議会の議題に女性会員承認を提案したが否決された。
1989年2月(平成元年)の規定審議会で、ロータリアンとしての資格を備えた人なら、男女の差なく入会できるようになった。
 <2021年度>
 全世界 ロータリー 37.049クラブ
 全世界 会員   1.201.314名
 全世界 女性会員数割合 24%
 日本国内 女性会員数割合 7%
 (当クラブ女性会員1名.現在会長)

  <女性会員の割合>
 (50%以上の国)
 ケニア   (104クラブ)
 モンゴル   (18クラブ)
 ニカラグア  (16クラブ)
 バージニア諸島(11クラブ)
 ミヤンマー ( 7クラブ)  
 その他15ケ国 (27クラブ)    
 (計 20カ国 183クラブ)

 (40%以上~50%未満の国)
 タイ (334クラブ)
 コロンビア (142クラブ)
 ウガンダ (138クラブ)
 エジプト (120クラブ
 インドネシア (115クラブ)
 その他24カ国 (425クラブ)
  (計29ケ国 1.274クラブ)

2022~23年度 国際ロータリー会長
  ジェニファーE. ジョーンズ氏
 (過去117年の歴史の中で、女性初の会長)
 ウィンザー・ローズランド ロータリークラブ会員
 カナダ、オンタリオ州
 ウインザー大学理事長 法学博士

 

◆ 「ロータリーの友・2022年1月号 友愛の広場 掲載」
 「10年継続の子ども囲碁行事からプロ棋士誕生」

 堺北ロータリークラブでは2011年11月27日に「第1回子ども囲碁フェスタ・堺」を主催、以来、この行事を毎年開催しています。堺市教育委員会、堺市こども会育成協議会、(公財)日本棋院、堺商工会議所の後援により、育ち盛りの小学生を対象に、日本の伝統文化でもある囲碁に触れてもらえたら、と企画したものです。
 合言葉は、「囲碁を知らなくてもだいじょうぶ、みんなで囲碁を楽しもう、参加費は無料です、」。堺市広報への掲載や、市内各区役所など公共機関へのポスターの掲示、それに当クラブウェイブサイトからの呼びかけなどで、現在では堺市内をはじめ大阪周辺地区へも知れ渡り、保護者を含め毎回百数十人が参加する、恒例の行事となってお入ります。
 2021年で10年を迎えましたが、驚くべき発見がありました。これまで上級クラスの「名人戦Aクラス」に参加した小学生延べ百数十人中、3人が現在、(一財)関西棋院のプロ棋士として活躍していることが分かったのです。
 第一回名人戦Aクラス優勝者の田中康湧(コウユウ)君、同準優勝者の辻篤仁(シゲヒト) 君、第2回名人戦Aクラス優勝者の渡辺寛大(カンダイ)君、共に当時小学4年生のこの3人が難関を乗り超えて、いずれも15歳、16歳の時に見事「プロ棋士」になったのです。
 折からの第46回棋聖戦対局を見ていて、この3人が先輩棋士の皆さんと肩を並べて対局しているのを見てびっくりしました。10年前に対局風景を見ながら、「もしかして、この中からプロ棋士が生まれるのではないか」との思いがありましたので、それが現実のものとなり、驚くと同時に、当クラブとして光栄なことだと大変うれしく思っております。
 時を同じくして、ある保護者の方からメールを頂きました。「その節は貴重な機会を与えて頂いたことに感謝しております。おかげさまで息子は今、囲碁プロ棋士として頑張っております。あの時頂いた賞状が大きな記念になり、大切に飾っております。有難うございました」。 当クラブにとっては、今後の活動をする上で、大きな励みになっています。棋士の方々には今後、ますますのご活躍を祈念しております。頑張って下さい。
 新型コロナの影響が続きますが、一日も早く収束し、行事が再会出来る日を楽しみに待っております。

第1回開催時の真剣な対局風景。ここからプロ棋士が誕生しました。

 

◆ 「開口神社・年始参拝」 

 今年も恒例の開口神社参拝を、令和4年1月3日(月)午前11時より行いました。
朝から快晴に恵まれましたが、寒さことのほか厳しい中での参拝となりました。神殿での礼拝では皆さん思い思いのお祈りを心に秘められたことと存じます。儀式が終わり記念写真を撮った後、あいにくコロナ禍の中なのでお互い三密を避けるため自粛すべく、その場で解散いたしました。
 コロナ禍で感染注意情報が流れる中でしたが、会員14名と事務局坂上さんに参加して頂きました。皆さんの元気なお姿を拝見し、今年も堺北ロータリークラブの活発な活動が期待されるところであります。私たちは一日も早いコロナウイルスの終息を願っています。

◆ 「謹賀新年 2022年元旦」

 

新年、明けましておめでとうございます。

堺北ロータリークラブ ホームページへ、ようこそお越しくださいました。
本年もごゆっくり閲覧いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

昨年は、新型コロナの波が引いては寄せてを繰り返し、行動が制限されるなど生活が著しく変化してまいりました。今年は、新型コロナを一日も早く終息させ、充実した奉仕活動ができることを会員一同願っております。
皆様におかれましては、健康で明るく輝かしい年となりますようお祈り申し上げます。

2022年 新春
国際ロータリー第2640地区
堺北ロータリークラブ会員一同

◇ 例会場 南海グリル東店3階 「宴の間」で撮影