Club News 2021
◆「2021年度忘年家族例会開催」
◆「”子ども囲碁フェスタ・堺”からプロ棋士誕生」
◆「豊岡 敬 ガバナー公式訪問」
◆「ファイヤーサイドミーティング・新入会員歓迎会」
◆「廃棄小型家電が、都市鉱山発掘隊により価値あるものへ」
◆ 「2021年度忘年家族例会開催」
コロナ禍により、家族会が長らく中止となっていましたが、12月18日(土)大阪マリオット都ホテルにて「2021年度忘年家族例会」を無事開催することができました。前回の家族会は、は2020年10月の創立40周年記念例会、1年2ヶ月ぶりの家族会となりました。 年末のお忙しいとき、またお出まし難い時期にもかかわらず、会員24名及びそのご家族、米山奨学生、元米山奨学生、事務局の32名、総勢56名の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。 2部ではゲストの方々に全員参加型のゲームやミニコンサートをしていただき、一気にクリスマス気分となりました。 最後に、子どもたちお待ちかねのサンタとトナカイが登場し、プレゼントが配られ、子どもたちは大喜びでした。今年はささやかなプレゼントですが、奥様方にもサンタが来たようです。
皆様にご協力いただきながら、無事盛会に終わることができました。心より感謝申し上げます。 コロナも変異株への不安など収束にはまだまだ時間かかりそうですが、皆様ご自愛いただきまして、2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
◆ 「”子ども囲碁フェスタ・堺”からプロ棋士誕生」
当クラブでは2011年11月27日(日)を第1回目とした「子ども囲碁フェスタ・堺」を、当クラブ主催で毎年1回開催しております。この活動は、堺市教育委員会・堺市子ども会育成協議会・日本棋院・堺商工会議所の後援により、成長盛りの小学生を対象に囲碁の活動を通して、日本の伝統文化である囲碁に子どもたちが触れてもらえたらと企画したものです。 「囲碁を知らなくてもだいじょうぶ、みんなで囲碁を楽しもう、参加費は無料です」を合言葉に、堺市広報への掲載や、堺市内各区役所など公共機関へのポスターの掲示、それに当クラブホームページによる呼び掛けなどで、現在では堺市内を初め大阪周辺地区にも知れわたり、参加小学生に父兄など同伴者を含め毎回百数十名の参加者があり、当クラブの定着した行事となっております。
今年で10年目を迎えることが出来たこの行事ですが、現在までに上級クラスである名人戦Aクラスに参加して下さった当時の小学生の皆さん延べ百数十名の中で、現在、3名の方が関西棋院プロ棋士として活躍されていることが分かったのです。 第1回目参加者で名人戦Aクラス出場「優勝者 田中康湧君 」、 同「準優勝者 辻篤仁君 」、 第2回目参加者で名人戦Aクラス出場「優勝者 渡辺寛大君 」、共に当時小学4年生のこの3名が、難関を乗り越えて、いずれも15歳、16歳の時に見事「プロ棋士」になられたのです。
折からの第46期棋聖戦対局を見ていて、この3人が先輩プロ棋士皆さんと肩を並べて対局されているのを見てびっくりいたしました。 当時、対局風景を見ていて、もしかして、この中からプロ棋士が生まれるのではないかとの思いがありましたので、それが現実のものとなり驚くと同時に、当クラブとして光栄なことだと大変嬉しく思っております。当クラブとしては嬉しいことに時を同じくして関係者の方から、その節は貴重な機会を与えて頂いたことに感謝しております。おかげ様で息子は囲碁プロ棋士として人生を楽しく頑張っております。あの時頂いた賞状がとても記念になり大切に飾っております。ありがとうございましたとのメールを頂きました。当クラブにとっては、このことが今後の活動をする上で、大きな励みになっております。今後、益々のご活躍を祈念しております。頑張って下さい。
このところ、新型コロナウイルスの影響で行事が開催出来ない状態が続いておりますが、一日も早い収束を願っており、行事が再会できる日を楽しみに待っております。
(第一回目 真剣な対局風景)
(第一回目 父兄など同伴者を含め満員の開会式風景)
◆ 「豊岡 敬 ガバナー公式訪問」
令和3年10月29日(金)の例会にRI第2640地区 豊岡 敬ガバナーと西谷 稔ガバナー補佐がご訪問くださいました。
今年のガバナー公式訪問もコロナ禍の中となり、マスク、ソーシャルディスタンス・・・雰囲気が少し重々しいですが、会員皆で、豊岡ガバナーと西谷ガバナー補佐を拍手でお迎えし、中川会長の点鐘で例会がスタート。
中川会長の会長の時間に始まり、豊岡ガバナーのアドレスが始まりました。ガバナーアドレスでは、RI会長のシェカール・メータ氏のテーマ「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」( Serve to Change Lives )と地区スローガン「広げようロータリーの光を!」等について、心のこもったお話を賜りました。各会員感銘を受け、多くを学ぶ機会となり、素晴らしい例会となりました。ありがとうございました。
今年度は新型コロナウイルスの影響で、地区運営のご苦労はいかほどか拝察いたしますが、豊岡ガバナーの益々のご活躍をお祈りいたします。
◆ 「ファイヤーサイドミーティング・新入会員歓迎会」
10月1日に明けた緊急事態宣言で、待ってました! ようやく準備していたファイヤーサイドミーティング(昔、囲炉裏を囲んで盃を交わし行われたためこの名称に)が、中止にならず開催することができました。 なんと、40周年記念例会から370日ぶりのお酒を飲めるイベントとなりました。 今回は、新入会員さんと再入会会員さんと米山奨学生の歓迎会を南海グリル東店3Fにて楽しく時間を過ごさせていただきました。 新入会員は、鶴会員、𠮷村会員、北村会員。 再入会は、畑中会員。そして米山奨学生のオアンさん、昨年度の米山奨学生 陳さんです。 エレベーターを降りて受付を済ませ、会場へ一歩足を踏み入れると、コリにコッたウェルカムボードが、また円卓の真ん中には、歓迎会の主役のみなさんの写真をあしらった席札が笑顔でお迎えしてくれました。 塩見会長エレクトの総合司会でファイヤーサイドミーティングが始まりました。乾杯の音頭を城岡会員が新入会員さんのご紹介を交えながら声高らかに「かんぱ~い」していただきました。 さあ、目の前には霜降りの宮崎牛が鉄板の上で早く焼いてとツヤツヤしながら待っております。 南海グリルさんのお肉やっぱ最高です。いつもより少し厚めの多めにしてくれてたように思います。 久しぶりのゲーム司会を前に緊張を解きほぐすための濃い目のハイボールがアルコール慣れしていない僕の血中を駆け巡りました。質問ゲームとサイレントビンゴ(のちにサイレントにしたことを反省)で納得いってませんが盛り上がりました。と記しておきます。 記念撮影をしてファイヤーサイドミーティングの幕がおりました。 忘年家族例会(クリスマス例会)も盛大に開催できることを楽しみにしております。
◆ 「廃棄小型家電が、都市鉱山発掘隊により価値あるものへ」
最近 当クラブでは、SDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ機会が多くなっている中で、「社会福祉法人 美原の郷福祉会 障がい福祉サービス事業 ワークセンターつつじ 代表 川田 康弘 様」に当クラブにお越しいただき卓話をして頂きました。それらの取り組みをお聞きして、その活動に関心を持ち、当クラブとして協力することになりました。堺市美原区で障がい者の就労支援を行っている作業所で、小型家電解体リサイクル事業に取り組まれています。 川田様のお話によると、資源のない日本は、海外からレアメタルを高額で買取って、 素晴らしい商品を創り出しています。そして使い終わればゴミとして焼却をして灰を埋めるか、海外へ安く売るなど、粗末なリサイクルをされており、反面、レアメタルを高額で買い取るというもったいない事をしているそうです。実は「資源のない日本」とは言えず、使用済みの携帯電話やパソコン、デジカメなどが会社や家の倉庫、 押し入れで眠っているもの、これを都市鉱山といい、日本の都市鉱山として蓄積れている金の埋蔵割合は世界の16パーセント (6500t) と世界一の保有数で、日本は世界一の金属資源大国なのだそうです。 しかし、都市鉱山発掘には人件費や費用がかかりすぎるため、なかなか発掘できません。そこで毎日コツコツと手作業が得意な障がい者の方々によって、家電の解体をして都市鉱山発掘に挑み、このリサイクル事業に取り組むことで障がい者の工賃を上げておられます。 「資源の有効利用」「環境汚染を防止」「障がい者の方々の就労に貢献」と、とても有意義な活動であると感じ、クラブ内で小型家電の回収を呼びかけたところ、1ヶ月も経たない内にたくさんの家電が回収され、第1回目回収分を8月26日にお渡しすることができました。 川田様は、会員の呼びかけによるスピード回収にとても驚かれ、「宝の山をありがとうございます!」と大変喜んでいただきました。有意義な活動として今後も継続していきたいと思います。